太陽光発電を新築時に取り付けるメリット・デメリットについて解説!
太陽光発電とは自然の力を最大限に活かしたシステムです。はじめに「新築を検討しているけど太陽光発電も一緒に考えたほうがいい?」「メリットやデメリットを教えて」このような疑問をお持ちではありませんか?本記事ではこの疑問ついて丁寧にお答えしていきます。5分ほどで読めますので、ぜひ最後までお付き合いください。
太陽光発電を新築時に取り付けるメリット
太陽光発電を設置するタイミングですが、大別すると2パターンあります。新築時に一緒に設置するパターンと、そうでないパターンです。この項目では新築時に取り付ける際のメリットについて解説します。
支払いを住宅ローンに組み込める
新築時に太陽光発電を設置する場合、その費用を住宅ローンに組み込むことができます。新築を建てる際、余分に借入し、新車を購入なんてこともよく聞く話です。なぜなら、住宅ローンの金利は、他ローンより安めの設定だからです。そして太陽光発電は金額にして、およそ100~200万円くらいはかかります。
太陽光発電システムを考慮した、住宅設計が可能
新築設置の場合は、設計段階で太陽光発電システムを考慮できる利点があげられます。すでに完成している家に設置する場合は、応用がききにくい傾向にあります。屋根の傾斜方向や近隣の住環境、後付けによる不細工さなどがあげられ、見た目にこだわるなら新築時の設置がよいでしょう。
補助金の申請が可能
住んでいる地域などで違いはありますが、国や自治体から、補助金がでるというメリットがあります。また、電気自動車(EV)やビークル・トゥ・ホーム(V2H)などの導入を進めるうえで、組み合わせで得られる補助金も存在しています。
電気代を安く抑えることが可能
そもそも太陽光発電システムとは何でしょうか。知っている人も多いと思いますが、太陽光をそのまま電気にかえるシステムの総称です。電気を購入する量を減らすことが可能になり、節電に繋がります。
さらに、固定価格買取制度【FIT】により余った電気(太陽光ー消費電力)は、電力会社に売ること(売電)もできます。ただし、電力買取期間は10年、以降は売電停止か地域電力会社に交渉が必要となるので注意が必要です。
非常時にも困らない
非常時に蓄電池の電力を使用することができます。スマホや電気自動車の充電、オール電化住宅ならほとんどの住宅機能が使用可能です。
以上が、太陽光発電を設置して得られるメリットです。
太陽光発電を新築時に取り付けるデメリット
補助金の申請や電気代を安く抑えられるなど、メリットを紹介しました。では逆にデメリットはなんでしょうか?
この項目では、太陽光発電を新築時に取り付けるデメリットを解説いたします。
初期費用が高くなる
太陽光発電システムの費用ですが、メーカーやシステムの大きさ、オプションなどでかなり違いがあります。相場ですが100~200万円くらいでお考えください。単純にこの金額が住宅費用に上乗せになるので、初期費用は高くなります。
メンテナンスフリーではない
設置したら終わりではありません。どのような機器もそうですが、ずっと故障しないということはありません。さまざまなパーツで構成された太陽光発電システムですが、だいたい10年から30年くらいでしょうか。太陽光発電システムにメンテナンスが付いた契約もありますので、設置時に確認下さい。売電で手にしたお金は、未来の修理代金にまわすのもひとつの手段ですね。
鳥の糞害など対策が必要
故障原因ナンバー1は鳥の糞害です。空からも認識しやすく、パネルと屋根に隙間など、太陽光パネルは鳥の住み家になりやすい傾向があります。しかし「自分で清掃すればいい」「私の家は大丈夫」このような安易な考えはとてもキケンです。
ここでは話しませんが、鳥の糞害は太陽光発電システムの天敵です。確認できたら、すぐに糞害対策をしてください。メリットに比べれば、少ないですが確実にデメリットも存在します。太陽光発電システムの設置を検討しているなら住環境やライフプラン、ライフスタイルも考慮することが大切です。
新築時に太陽光発電を設置する際の流れ
新築時に太陽光発電を設置するとしたら、どのような流れになるのでしょうか。まずはじめに住宅設計時にシミュレーションを行います。次に設置場所の確認をし、最後にスケジュールの確認です。住宅設計段階でシミユレーションを行い、発電量などさまざまなデーターをとることが必須になってきます。
屋根の大きさや向いている方角、近隣の住居によっても発電効果は変化します。通常南側に向けてパネルを設置するのですが、それが叶わないケースもあります。費用対効果を重視し設置するかを決定しましょう。入居までのスケジュール管理も怠ってはいけません。補助金申請や売電契約などもしっかり確認することが重要です。
まとめ
今回は太陽光発電を新築時に取り付けるメリット・デメリットについて解説してきました。太陽光発電は自然の恩恵を最大限活かし、地球環境にも優しいシステムです。住宅ローンに組み込める、住宅設計から考慮可能、災害時に心強い・節電可能など、まだまだありますが、これだけみてもメリットは多いです。
しかし、かなり高額な設置費用なので、検討する際は自分のライフスタイルや思考に沿っているか否かが重要になってきます。住宅会社や設置業者と十分話し合い、それ相応の費用対効果が見込めることを確認したうえで、購入することをおすすめします。
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引用元:https://kamiyasunplus.co.jp/solar/
株式会社神谷サンプラスは、太陽光事業を20年以上提供し続けている会社です。
住宅に関する様々な事業を展開し、創業70年以上の豊富な実績とノウハウで多角的な提案を行います。
盤石な経営体制が可能とする、業界では珍しい無期限でのサポートが特徴です。