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太陽光発電の維持費はどれくらい?具体的な内訳をチェック!

公開日:2022/04/15


太陽光発電の導入を検討するにあたり、維持費(ランニングコスト)がどれくらい必要なのかは大きなポイントといえるでしょう。多くの場合、維持費をはじめとする出費は最小限で抑えたいものです。そこで今回、具体的な維持費の内訳とともに、なぜその内訳が必要であるのか、また、どれくらいの出費となるのかを紹介します。

太陽光発電の維持費がかかる主な理由

経済産業省が発表したデータによると、10kW以上の太陽光発電システムでの運転維持費は年間平均6,000円/1kW程です。一般家庭に多い5kWであれば年間で約3万円といえます。決して安いとはいえない維持費は次の理由によって生じます。

再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT制度)

FIT制度とは、太陽光などの再生可能エネルギーで発電された電気の買い取りに関する制度です。FIT制度によって、太陽光発電のメンテナンスの努力義務が定められました。義務・強制ではないため罰則はないものの、太陽光発電を維持するにあたりメンテナンスの重要性がぐんと上がったといえるでしょう。

発電量の低下防止

ソーラーパネルの表面にゴミや汚れがあると、十分に発電を行うことができません。ソーラーパネルにあたる日光を遮る草木も同様です。草木の除去や清掃を行うことで、発電量の低下を防止する必要があります。また、可能性としては低いものの、ゴミや汚れは火災の原因になることも。

故障の早期発見、事故防止

太陽光発電に関わる機器は十数年使い続けます。使い続けるごとに経年劣化が生じやすくなることもあり、不具合はできるだけ早期に発見し対処する必要があるといえるでしょう。そのためにも、定期的に点検を行う必要があります。パネルの固定が緩んでいた場合は落下の恐れもあるため、事故防止の観点からも定期的な点検は必須です。

太陽光発電の維持費の具体的な内訳

太陽光発電における機器類は比較的、長期間使用することができます。とくに太陽光パネルであれば、20年から30年ほどの寿命です。

ただしそのぶん、点検やメンテナンスは非常に重要となります。太陽光パネルを手放すまで出費が続くため、購入する際は次に紹介する具体的な維持費の内訳をしっかりと考慮しましょう。

定期点検

再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT制度)において、定期点検は3年から4年に1度行うことが推奨されました。定期点検を行うのは一般的に施工会社であり、1回に3万円ほどの金額が必要です。一部の施工会社では無料で定期点検が行われることも。管理の仕方によっては、異常が起きていても気が付かずに何か月も放置してしまう恐れがあります。できるだけ早く異常に気が付けるような点検体制を整えるとよいでしょう。

メンテナンス

太陽光パネルの表面の清掃や太陽光パネル周辺の除草作業がメンテナンスに該当します。清掃のメンテナンスを行う頻度は、年に2回か3回です。清掃であれば個人で行えそうにも思えますが、必ず業者に依頼するようにしましょう。清掃費は一般的に、パネル1枚あたりで算出されることが多いようです。また除草作業のメンテナンスも年に2回か3回行うことが推奨されています。メンテナンス費用は1年間で約20万円を目安にするとよいでしょう。

太陽光発電の維持費以外にかかる費用

続いて、太陽光発電の維持費以外にかかる費用を紹介します。導入費や維持費を気にする人は多いものの、以下の項目は忘れやすいポイントであるといえるでしょう。

太陽光発電の保険料

太陽光パネルにはメーカー保証があります。しかしメーカー保証では災害や事故への補償が不十分です。水害・落雷・積雪による太陽光パネルの故障だけでなく、台風によりパネルが吹き飛び通行人が怪我をしたケースも。万が一のために保険への加入が推奨されています。住宅用火災保険・住宅総合保険・個人賠償責任保険など、太陽光発電において対象となる保険をしらべてみるとよいでしょう。

太陽光パネルの廃棄費用

一般的に太陽光パネルの寿命は30年以上だといわれています。しかし、いずれは太陽光パネルを廃棄する日が訪れることを忘れてはいけません。廃棄するにあたって、支柱や架台はリサイクル資源となり、パワーコンディショナーは粗大ごみとして扱われます。一方、太陽光パネルは廃棄だけでなく大掛かりな撤去作業も必要です。

太陽光パネルには有害物質である鉛やカドミウムが含まれているため、産業廃棄物の扱いになります。正しく廃棄手続きを行わなければ刑罰の対象となるため注意しましょう。また、見積もりを依頼した際、撤去費・廃棄費にかかる大体の費用を聞いておくことをおすすめします。

所得税や固定資産税などの税金

設置するソーラーパネルの仕様や、電力会社へ売電して得た所得に応じて課税されます。ケースバイケースであるため、事前に確認しておくとよいでしょう。一方で、国や地方自治体による補助金が受け取れることも。いずれにせよ、導入した太陽光パネルに関してよく知っておくことをおすすめします。

 

紹介した維持費はいずれも義務的に必要なものではありません。しかし、維持費をかけることによって故障や事故などの防止、もしくは修理費などを最小限に抑えることができるといえるでしょう。売電などの収入があることから維持費の相殺も可能です。太陽光発電を導入するのであれば、紹介した維持費の内訳は最低限検討することをおすすめします。

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